では、実際にC言語でプログラムを作ってみましょう。どんな言語でも、一番最初に作るプログラムは「Hello World!」と画面に表示するものと相場が決まっています。「Hello World!」がイヤな人は、他の言葉でもかまいません。自分の名前でもいいでしょう。ともかく、記念すべき最初のプログラムなので慎重に考えて決めて下さい。では、ソースを見てみましょう。
このソースコードをテキストファイルに保存してコンパイルします。ソースファイルの拡張子としては、一般に「.c」が使われます。
C言語の場合、大文字•小文字は区別されるので注意してください。また、ダブルクォーテーションの中身やコメント(後出)以外は、半角文字でないといけません。
続いてこのファイルをコンパイルするわけですが、その手順は開発環境によって異なります。
大文字と小文字を区別する。
半角英数字で記述する(スペースも半角)
ソースコード源文件
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実行結果
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「Hello World!」と表示されたら大成功です。では、少しだけプログラムの内容を説明しましょう。
最初の「/*」から「*/」はコメントといって、プログラムの覚え書きみたいなものです。直接プログラムには関係ありません。プログラムの冒頭に限らず、どこにでもコメントを書くことができます。ここでは、ソースファイルの名前(hello.c)を覚え書きとして書いています。
プログラムを作り始め日時などを書くこともあります。プログラムの説明を書いておくと後で役に立ちます。ともかく、何でもいいのです。もちろんなくてもかまいません。
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