二重引用符そのものを表示するために

「ぼくは "Java" を勉強している。」という文を表示させようと思って、Study.java というファイルを作り、メソッド main の中に「System.out.println("ぼくは "Java" を勉強している。");」と書いたとすると、エラーメッセージと呼びます。

二重引用符でくくった Java 言語の文字列の中に二重引用符を含めたいときには、二重符引用の前に「 \ 」を付けます。

文字列は " " でくくる。

二重引用符そのものは \" と書く。

ちょっと一言:バックスラッシュとエンマーク

環境によってバックスラッシュはエンマークとして表示されることもあります。

\ " 以外にも、\ で始まる特殊な文字列があります。

XXXX の部分に16進数4桁で Unicode の値を書くと、その文字コードを持つ文字として扱われる。
表示説明
\b\u0008 バックスペース(BS)
\t\u0009 水平タブ(HT)
\n\u000a 改行、ラインフィード(LF)
\f\u000c 改ページ、フォームフィード(FF)
\r\u000d 復帰、キャリッジリターン(CR)
\"\u0022 二重引用符、ダブルフォート(")
\'\u0027 一重引用符、シングルフォート(')
\\\u005c バックスラッシュ(\)、エンマーク(¥)
\uXXXX
\uuXXXX\uXXXX に同じ。\uuXXXX の表示は ASCII コードしか扱えないツールで用いられる。
\octaloctal の部分に8進数で1桁~3桁までの数字を書くと、その文字コードを持つ文字になる。 \0 ~ \377 と表示すると、値の範囲は \u0000 ~ \u00ff である。
Chapter1 @ Java言語目録 @ HomeWork List @ 昭亮's Homepage