加減乗除

加減乗除を行うプログラム

ソースコード

源文件
  1|/* Calc1.java */
  2|
  3|public class Calc1 {
  4|    public static void main(String[] args){
  5|        System.out.println("加算の結果は" + (3 + 2) + "です。");
  6|        System.out.println("減算の結果は" + (5 - 8) + "です。");
  7|        System.out.println("乗算の結果は" + (3 * 4) + "です。");
  8|        System.out.println("除算の結果は" + (7 / 3) + "です。");                      
  9|    }
 10|}

実行結果

加算の結果は5です。
減算の結果は-3です。
乗算の結果は12です。
除算の結果は2です。

「System.out.println("加算の結果は" + (3 + 2) + "です。");」この行を分かりやすく分解すると、

System.out.println

(

"加算の結果は"

+

(3 + 2)

+

"です。"

);

その + という記号が文字列の連結を表す記号(演算子)です。数値と一緒に + を使った場合には通常の足し算を行いますが、文字列と一緒に + を使った場合には文字列の連結を行います。

次に、(3 + 2)という式がきます。ここで使われているカッコ "(" ")" は、メソッドへの引数を表すものではなく、3 + 2という整数の加算を先に行うことを表すための記号です。3 + 2 の計算結果は5という整数値になりますが、5という整数値は、ここで自動的に "5" という文字列に変換されます。

整数の割り算で、割り切れなかった小数部分は切り捨てられる。

ソースコード

源文件
  1|/* Calc2.java */
  2|
  3|public class Calc2 {
  4|    public static void main(String[] args){
  5|        System.out.println(1 + 2 * 3 - 4 / 2);
  6|    }
  7|}                                                                                     

実行結果

5

+ や - よりも、* や / の方を先に計算する。

12 + 34 + 56 + 78 のように、同じ優先順位を持った演算子の場合には、左から順番に計算されることになっています。ですから、必ず((12 + 34) + 56) + 78

ちょっと一言:代入演算子の場合

代入演算子 = は、右順番に計算されます。つまり、a = b = c = d; は a = (b = (c = d)); と計算されます。

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