ソースコード源文件
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実行結果
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「System.out.println("加算の結果は" + (3 + 2) + "です。");」この行を分かりやすく分解すると、
System.out.println
(
"加算の結果は"
+
(3 + 2)
+
"です。"
);
その + という記号が文字列の連結を表す記号(演算子)です。数値と一緒に + を使った場合には通常の足し算を行いますが、文字列と一緒に + を使った場合には文字列の連結を行います。
次に、(3 + 2)という式がきます。ここで使われているカッコ "(" ")" は、メソッドへの引数を表すものではなく、3 + 2という整数の加算を先に行うことを表すための記号です。3 + 2 の計算結果は5という整数値になりますが、5という整数値は、ここで自動的に "5" という文字列に変換されます。
整数の割り算で、割り切れなかった小数部分は切り捨てられる。
ソースコード源文件
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実行結果
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+ や - よりも、* や / の方を先に計算する。
12 + 34 + 56 + 78 のように、同じ優先順位を持った演算子の場合には、左から順番に計算されることになっています。ですから、必ず((12 + 34) + 56) + 78
ちょっと一言:代入演算子の場合
代入演算子 = は、右順番に計算されます。つまり、a = b = c = d; は a = (b = (c = d)); と計算されます。
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