Java言語では、int 型は符号付きの32ビットで表現されます。-2147483648以上2147483647以下の232通りの数だけが表現できることになります。(-2147483648は-231で、2147483647は231-1です。)この範囲以外の整数は int 型では表現できません。例えば、5000000000(50億)という数は int 型では表現できないのです。
5000000000という整数を表現したい場合には、long という型を使います。long であることを表すために、最後に L を付けて、5000000000L と表記します。L は小文字でもいいのですが、1と紛らわしいので大文字で書く方がよいでしょう。整数に L を付けると、Long 型の定数になります。
Java 言語の処理系は、動作中のオーバーフローのチェエクは行いません。オーバーフローが起きた場合、プログラムは何事もなかったのように動き続けますが、計算結果は誤ったものになります。
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剰余とは「余り」のことです。余りの計算するのにパーセント(%)という記号を用います。
ちょっと一言:剰余と曜日
「余り」を計算して何に使うのか、と疑問に思う方もいると思いますが、余りは同じパターンが繰り返し登場するときによく使われます。例えば「曜日」です。カレンダーを見ると、7日に一度同じ曜日を繰り返して現れますね。日曜日に0、月曜日1、... 土曜日に6と番号を付けておいて、今日が日曜日だとすると、356日後の曜日は、365 % 7 で計算できます。365 % 7 は1ですから、365日後は月曜日とわかります。
printfも使えます。J2SE 5.0 (JDK 1.5)から使えるようになりました。
ソースコード源文件
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実行結果
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