シェルの環境設定

第11章csh入門(p.119),第30章,環境設定 (p.577)

  • シェルは,ユーザからのコマンドを解釈し,システムに実行させるためのプログラムです. 様々なシェルがあり,Bourneシェルと呼ばれる/bin/sh系統の流れをくむものと,C言語に似た制御構造もつCシェルと呼ばれる/bin/csh系統の2種類に大別されます. 
  • shとcshには,シェルスクリプト書式など細かい相違があり,互換性はありません.
  • Mac OS X, Linuxではデフォルトのシェルとして,shを拡張したbash(Bourne-Again SHellの略)が採用されています.
  • 本授業では,BSD系UNIXの標準シェルとして,最初期から採用されてるcsh系の拡張版であるtcshを主に扱う.

デフォルトshellの確認のしかた

% echo $SHELL

コマンドの種類

  • シェル組み込みコマンド
    • シェルのプログラムに内蔵されているコマンド, シェル組み込みコマンドを表示するには
      % builtins
  • UNIX基本コマンド
    • /bin以下に格納されているコマンド 表示するには,
      % ls /bin
  • ユーザコマンド
    • /usr/binに格納されているコマンド.一般ユーザ権限で実行できる
      % ls /usr/bin
  • 管理コマンド
    • /sbin および,/usr/sbin に格納されているコマンド.主にシステム管理者が使用するコマンド
      % ls /sbin
  • ユーザが独自にインストールしたコマンド
    • /usr/local/bin に格納したコマンド
      % ls /usr/local/bin

tcshの環境設定

ホームディレクトリにある".tcshrc"がターミナル起動時に読み込まれます.

  • 編集するには
    % cd
    % emacs -nw .tcshrc
  • 編集した.tcshrcファイルを有効にするには,次のコマンドを使って,再読み込みします.
    % source ~/.tcshrc

書式

環境変数:

setenv ENVIRONMENT_VARIABLE  VALUE

例:

setenv LANG ja_JP.EUC

シェル変数:

set VARIABLE=VALUE

コマンドサーチパス

シェルは,ユーザからのコマンド入力を受けると,コマンドサーチパスの設定の順番に従ってディレクトリを探し,同じ名前のファイルが見つかったら,そのファイルを実行する.

  • path あるいは,PATH

現行の設定を表示

% echo $path
% echo $PATH
  • tcshは,pathとPATHは,連動している.bash系はPATHだけ

プロンプト

%d カレントワーキングディレクトリ
%~ カレントワーキングディレクトリ
%# スーパーユーザー(root)ならば「#」、一般ユーザーならば「>」を表示
%/ カレントワーキングディレクトリ
%c カレントディレクトリの最後のディレクトリ名
%h ヒストリ番号を表示
%M ドメインホスト名
%m マシン名
%n 自分のアカウント名
%t 12時間 表記による、時:分:秒の表示
%T 24時間表記による、時:分:秒の表示

例:

set prompt = '%M:%/>'

エイリアス

alias ls        "gnuls --color=auto -F"

その他の環境変数

教科書586ページ参照

bashの環境設定

variable = value


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Last-modified: 2013-06-20 (木) 14:45:26 (2279d)