印刷の仕方
Menu Menuコンピュータ室と、301教室には、プリンタが何台か置かれています。このプリンタにはネットワーク経由で印刷するようになっています。
Unix側からは、lpr というコマンドで印刷します。このプリンタは、PostScript と呼ばれるページ記述言語というもので使うようになっています。したがって、ただ、単にテキスト送っても印刷できません。
また、このプリンタは、用紙が少ししか入らないようです。印刷する前に十分な紙があるかどうか確認しましょう。また、なるべく、印刷しないような習慣をつけましょう。手元には優秀なコンピュータがあります。どうして印刷する必要があるのでしょう?
プリンタの名前
プリンタは全部で9台あり、pr01からpr09という名前がついています。この名前は、/etc/printcap で確認することができます。このプリンタがいま使われているかどうかは、BSD/OSをネットワークに接続して、% lpq -Ppr01というようにしてみてください。
フラットテキストの印刷
普通のUnixの文章は、a2psというフィルタによりPostScriptに変換することができます。普通に印刷する場合は、% a2ps program.c | lpr -Ppr01というようにします。これで、見開き2ページづつ印刷されます。もし行番号が欲しい時には、
% a2ps -n program.c | lpr -Ppr01とします。
見開き2ページでなく、1ページで印刷したい場合は、
% a2ps-plain program.c | lpr -Ppr01とします。この時、ファイルの漢字コードは、EUCまたはJISでなければなりません。WindowsのファイルなどはSJISなのでnkfなどで変換する必要があります。
PostScriptファイルの印刷
PostScriptファイルであることが分かっていれば、それを直接印刷することができます。% lpr -Ppr01 graphs.psという感じです。
TeXファイルの印刷
もしかすると、TeXでレポートを提出するように指示されることがあるかも知れません。この場合は、まず、LaTeX のファイルを作成します。それから以下のように印刷します。% platex report.tex % dvi2ps report.dvi > report.ps % lpr report.psここで、
% xdvi report.dviや、
% ghostview report.ps % gv report.psとすると、印刷する前に、その出力を調べることができます。TeXの場合はいきなり印刷して、きちんと出力されることはまずないと思った方がいいでしょう。特に、platexの段階でエラーがでている場合は、そちらを直しましょう。
適当な sty ファイルを使うことにより、PostScript ファイルを挿入することができます。この方法によりレポートに簡単に図を挿入することができます。図は、tgif などで書くのが良いでしょう。
絵の書き方
BSD/OSでは、idraw, xfig などを使って絵を書くことができます。これらの絵をTeXのなかに埋め込むこともできます。tgifというプログラムもありますが、標準では用意されてないので自分でインストールする必要があります。これらの絵を出力する時に日本語がうまく出力されないことがあります。この場合は、以下のようなフィルタを使って下さい。
グラフの書き方
グラフを書く場合は、gnuplotを使うと便利です。
Windowsからの印刷
さあ、僕はやったことがないので分かりません。NTからはUnixと同じようにどのプリンタにも印刷することができますが、ノートPCからは、それほど簡単ではありません。NetBEUIを使うと、もしかすると、その部屋にあるプリンタだけは見えるようになるかも知れません。lpd ドライバがあるので、それをインストールするのが望ましいようです。それは、/usr/open/Windows にあるようです。