pw の使い方
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pwとは何か
pw001からpw065までのデスクトップコンピュータは、4Fのコンピュータ室に設置されています。Unixの一種であるBSD/OSと、Windows NT (pw070以降) の二種類が用意されています。
pwの使い方
pwは、personal workstationの略です。自分の学籍番号に対応する機械をいつも使うようにして下さい。つまり、1学年に一人づつ3人が1台の機械を使うことになります。誰かがネットワークからアクセスしているかも知れないので、電源を切ってはいけません。使わないときはディスプレイの電源は切ってください。この方が経験的にディスプレイが長持ちするようです。(今まで故障0です)Unixは、必ずloginして使います。loginとは、自分が誰かを機械に教えることであり、その機械の中で仕事をはじめることでもあります。
ディスプレイのスイッチを入れれば、
図 +--------------------+ | | | login: | | passwd: | | | +--------------------+という画面が見えるはずなので、login: に自分のアカウントID、passwd:に自分のパスワードを入れます。もし、パスワードを忘れた時には、手近な管理者に相談して下さい。すぐに新しいパスワードを作ってもらえます。IDとパスワードがあっていれば、X-Windowが立上り以下のような画面が見えるはずです。
もし自分の使うべき機械を誰かが使っていたら、その時は、空いている機械を使って下さい。どの機械でもアカウントがあればloginできるようになっています。そこから、さらにrloginというコマンドを使って自分の機械にネットワーク経由でloginすることができます。
rlogin pw003 -8 -l j98003といようにします。-8 は日本語を使う場合は必要です。
pwのファイルについて
どの機械でもloginすると、まず、その機械のローカルディスクを使うことになります。これは、そのpwの中に入っているハードディスクのことです。しかし、自分の学籍番号に対応している機械を使うようにしましょう。特にメールやニュースを読んだ記録は、その読んだ機械に残されます。したがって常に同じ機械でメールやニュースを読むようにしないといけません。したがって、自分の学籍番号に対応しない機械からloginした場合は、まず、自分の機械にrloginします。さらに、pwのローカルディスクの他に、学科全体のファイルサーバを使用することができます。
/home/y97/j97003などがローカルディスクであり、
/net/home/y97/j97003がファイルサーバです。重要なファイルは、両方に置くようにするべきです。ファイルのコピーは自分の責任で行うものです。また、ファイルサーバ上のファイルは、他の人にも公開することができます。
しかし、ファイルサーバの容量は無限にあるわけではありません。また、ネットワーク経由でアクセスすることになりますので、ローカルディスクに比べるとかなり遅いアクセスになります。特に書き込みが遅く感じるはずです。ローカルディスクとファイルサーバのファイルは、うまく使い分けて下さい。長期間不要になるようなファイルは、DATやフロッピィ、あるいは、CD-Rを使って保存して、ファイルサーバなどから削除するようにしましょう。あまりに、多くファイルサーバ上のディスクを使っている人は、予告なくファイルを削除することがあります。
ローカルディスクは、その機械を使う3人が相談しながら工夫して使ってください。もし、対応しないユーザのファイルがローカルディスク上にあったら、それは基本的には削除しても構わないものです。逆に自分の機械でないpwのディスク上に不要なファイルを残さないようにしましょう。
使い終ったら
まず、logoutします。X-Windowの場合は、マウスの右ボタンをウィンドウの何もない所で押すと、Terminate X Session という項目がありますので、それを選択します。もっと簡単には「Control-Alt-Backspace」で落すことができます。そして、login: の画面がでたら、ディスプレイのスイッチを切ります。本体の電源は切らないようにしましょう。他の機械から誰かがその機械を使っていたり、外から電話回線経由で使ったりすることができます。
使われていない機械でディスプレイのスイッチが入っていたら積極的に切るようにしましょう。その方が経験的にディスプレイの寿命が長くなるようです。loignしっぱなしの場合も、Control-Alt-Backspace でlogout してしまうべきです。その方がloginしっぱなしにした人にとってもうれしいはずです。
X-Windowの使い方
loginすると、以下のような画面が見えるはずです。この四角い箱がウィンドウと呼ばれるものです。ここで、マウスを動かして見ましょう。×印や、|印が動くのが見えるはずです。下の方に四角いアイコン(絵)が見えるでしょう。ここをマウスの右ボタンで押すと、対応するアプリケーションが開きます。重要なのは、
Xterm Unixのコマンドレベルの操作をするウィンドウを開く Mule 高機能エディタ。文章やプログラムを書く時に使います。 Netscape Web Browser。WWWページを見る時に使います。メールやニュースは、Xtermの中のmnews を使うことが多いと思います。Xterm になれるようにしましょう。
マウスをウィンドウにもってくると、そこでキーボードから入力できるようになります。Alt 矢印(fvwm では Alt-ESC)とすることによりウィンドウを切り替えることもできます。
ウィンドウの廻りにはフレームと呼ばれる枠があります。上にはタイトルバーと呼ばれる部分があります。これらの上にマウスを持っていき、右ボタンを押しながら動かすと、ウィンドウを動かしたり、大きさを変えたりすることができます。特に、タイトルバーには三つのボタンがついていて、ウィンドウを画面いっぱいに大きくしたり、消したり、アイコンにしたりする機能があります。アイコンになったウィンドウはダブルクリック(2度すばやくボタンを押す) ことによってもとに戻すことができます。
X-Windowの画面は、実際に見える部分よりも広くなっていて、それらの様子が下のアイコンボックスの一つに表示されています。この部分をクリックすることにより、その他の部分に移動することができます。真中のボタンを使って、この中の小さいウィンドウを動かすと、実際の大きなウィンドウの方も動かすことになります。また、マウスを画面の外に出そうとすることにより見えている部分を移動することができます。
Window NTの使い方
Window NT 用の機械が各部屋に二台ずつ用意されています。これらは、BSD/OS としても使うことができます。BSD/OS が立ち上がっている場合でも、必要な場合は、Windows NTを使うこともできます。まず、誰もその機械にloginしていないことを確認します。loginして、
% wとすると、使用しているユーザを確認することができます。
Windows NTを使うには、リブートという操作を行います。まず rootに入ります。
% suここでrootのパスワードが必要です。さらに、
% shutdown -h nowとします。
簡単にするには、
control-alt-backspaceで X-window を抜けて、
control-Rで XDM を抜けて
control-alt-deleteそして
yesと答えるとリブートすることができます。
リブートすると
F1: WINNT F2: BSD/OSという画面になるので、そこでF1とするとWindows NTが立上り、F2とすると、BSD/OSが立ち上がります。
Windowsを使い終ったら、必ず、BSD/OSに戻します。BSD/OS側から、Windows NT のファイルは、/win から読み書きすることができます。ただし書き込みはroot からでないとできません。逆は可能ではありません。つまり Windows NT 側からBSD/OSのファイルを操作することはできません。
使い終ったらディスプレイのスイッチを切るのを忘れないでください。
その他
pwの passwd の変更は nirai にloginして行います。yppasswd などはありませんので...Finger name (GCOS)は以下のように変更します。
% rsh nirai -l j97xxxxx % passwd -r nisplus -g passwd -r nisplus -g Enter login(NIS+) password: <----- passwd を入れます。 Default values are printed inside of '[]'. To accept the default, type <return>. To have a blank entry, type the word 'none'. Name [Shinji KONO]: Shinji Kono <---- ここにfinger名を入れます。 NIS+ password information changed for konofinger 名は、必ず実名をローマ字でいれてください。妙な名前を入れた場合は、アカウントを削除します。
login shell なども passwd で変更できます。詳しくは man passwd を参照してください。