CISCO local academy 12/8

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は休みとします。(だいぶ先ですが...)


先週の復習

    Router のメモリ構成
    Router のモード
    Router のパスワード管理
    TFTP によるルータの管理

などについて実習を行ないました。


Unix での設定

最小限のUnix (BSD/OS) を立ち上げて、ネットワークの設定をしてみましょう。( Academy にはない内容です)


boot floppy

    Unix のカーネル
    root ファイルシステム

を含んだフロッピィです。これを使ってUnixを立ち上げます。


boot

single user mode でboot させます。

あるいは、Install Floppy を使って、インストールの途中で止めます。


dmesg

Unix が立ち上がる時のメッセージ

どんなデバイスを認識したか表示されます。

    sa0 at pcmcia0: Adaptec 1520 compatible PCCARD SCSI
    ne0 at pcmcia0: PCCARD ethernet (NE2000)
    ne1 at pcmcia0: PCCARD ethernet (NE2000)
    ef0 at pcmcia0: PCCARD EtherLink III (3C589)

などと表示されます。


ifconfig

ifconfig コマンドで、ほとんどの設定ができます。
    ifconfig  デバイス名 アドレス ネットマスク

例えば、
    ifconfig ne0 10.0.0.1 255.255.255.0

(では間違いで、
    ifconfig ne0 10.0.0.1 netmask 255.255.255.0

)などです。


route

route command で default route を指定します。
	route delete default
	route add default 10.0.1.1

など...


netstat

netstat -r で設定した route を見ることができます。


ping, traceroute

ping コマンド、traceroute コマンドを使ってテストします。


shell script

これらのコマンドを記述したファイルが /etc/rc にあります。/etc/rc.x の場合もあります。

これは、init というプロセスが実行します。プロセス番号1番。最初に作られるプロセスです。


その他の設定ファイル

ネットワークのサービスを提供するのは、特別なプログラムです。
    /etc/inetd
    httpd

など。

/etc/services には、サービスに対応するポート番号が書いてあります。

/etc/inetd.conf には、サービスを担当するプログラムが記述されています。


Shinji KONO / Fri Dec 8 00:58:44 2000