ROMと加算器を用いた回路

琉球大学・工学部・情報工学科 教授 ファイヤー和田

私を呼ぶ時は、大きい声で「ファイヤー先生!」、「ファイヤー和田先生!」、「和田さん!」と呼んでください!


1)本日の内容


2)BDEによる回路の設計

  1. カウンターブロックを置く

     

  2. ROMブロックを置く

    • Library/File: 'digsys/rom8saw'
    • File format: 'ascii'
    • Library/File: 'digsys/rom8ramp'
    • File format: 'ascii'
    • digsys/rom8saw.ascsig
    • digsys/rom8ramp.ascsig


  3. 加算器を置く

     

  4. SIGNAL SINKを置く

     

  5. Add>Wireで図のように結線する。
  6. File>Save Asにより以下の名前で設計図を保存する

    New Filename  digsys/readrom.detail


BDEでのコツ

  1. マウス右ボタンで、メニューが出る!グリッドON/OFFなど試すべし!
  2. メニュー右上のHELPのドキュメントで英語のドキュメント(マニュアル)がみれる
  3. メニュー右上のHELPのOn Contextにして、BDE上の部品(ブロック)をクリックすると、
    ブロックの詳細がわかる

3)SigCalcによりROMのデータファイルを作成する

  1. File ManagerのSigCalcボタンを押して、SigCalcを立ち上げる
  2. Gen>Sawtoothを選択してのこぎり波形を作成する
  3. SigCalc上でS1ボタンで生成した波形を選択し、Edit>Convert Type>Fixed Pointで以下の設定で浮動小数点の波形を8ビットの固定小数点の波形に変更する。

     

  4. Fixed PointのデータであるS1を選択し、File>Save Asで以下のファイル名でファイルを保存する。

  5. 同様に、Gen>Rampを選択して単調増加波形を作成する

digsys/rom8ramp.ascsig なるROMのデータファイルが生成される。


4)Simulation Managerを立ち上げ、シミュレーションを行い、SicCalcにて動作波形を観測する

 


SigCalcでのコツ

  1. S1ボタンを押して波形をすべて選択して、View>Selected Rangeで全てを表示
  2. 波形の好きな部分をドラッグして、View>Selected Rangeでその部分を拡大
  3. S1ボタンを押して、波形をすべて選択して、Edit Propertiesで波形の表示方法を変更
    Interporated -> Numericにすると値が表示される等

(実習)

以上


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