デジタルシステム設計最終レポート課題

琉球大学 情報工学科 和田 知久


 

締切: 2005年8月10日(水)13時

提出先: 

提出時間は 8月10日13-15時で、その時間内に
工1-605 和田研究室に各自でレポートを持参し、
和田と面談の上提出すること

そのときに、レポートの内容に関して簡単な口頭質問を行う。

課題1 (20点)

32ビットの2つの数AIN、BINを加算して結果YOUTを出力する回路を以下の2つの方針でVHDLにて設計し、それぞれに最速の加算時間を実現するように回路合成を行い、結果を比較せよ。結果には回路規模、クリティカルパスの遅延時間を含む。

  1. (方針1) YOUT <= AIN + BIN; という単純な記述を用いて実現し、デザインアナライザーの機能に頼って高速な回路を実現する。
  2. (方針2) 教科書PP.219-227にあるキャリー先見方式をVHDLで実現し、さらにデザインアナライザーの最適化機能を使って高速な回路を実現する。

 

課題2 (20点)

  1. minimips.vhdを改造して、lui, addiの2つの命令も実行できるようにせよ。
  2. データRAMの384, 388, 392番地を0にクリアし、IROM内のソーティングプログラムを改造して、データRAMの384, 388, 392番地の値を使用せずに同様のバブルソートプログラムを実行せよ。
  3. 改造後のプログラムおよびプロセッサを用いて、32ワードのバブルソートを実行し、総実行サイクル数を報告せよ。
  4. レポートには、改造後のアセンブラプログラム、改造後のminimips記述、総実行サイクル数を含むこと。

以上