和田が体験した本当にあった恐い(面白い)話!


第3話:人は見かけじゃわからない(1)

近所の散髪屋さんに行った時の話しである。
例のごとく、1年生と4年生の子供2人を連れて散発屋に散髪しに行った。
散髪屋は自宅の近所であり、少し坂を下って5分程度のところにある。
散髪屋はおじさんおばさんのご夫婦でやっている。
おじさんはヘアデザイナという肩書きでかっこいい(肩書きが)
おばさんは洗髪と髭そりを担当している。
したがって、散髪の作業も2段パイプライン方式で、
おじさんがヘアカットし、おばさんが洗髪をする。
ということで、シリアルにしか散髪はできないので、
待てない子供から散髪をしてもらった。まず1年生からだ。
散髪は順調に進み、私の番になり、散髪にとりかかった。
数分後、おやじさんが私に話しかけてきた。
「先生は、いつ沖縄にこられましたか?」
なぜ、おじさんは私が琉大の先生と知っているのか?と疑問をもちながら、
「5月です。」と答え、話しがはずんだ。
その後に、おもむろに「何故、私が琉大の先生と解ったのですか?」
とたずねた。すると、「このあたりは琉大の宿舎が多く、先ほど子供さんから聞いた」
とのことで、納得した。
家に帰って、子供に「散髪屋さんにパパが琉大の先生と聞かれた?」と聞いてみた。
すると、子供は「お父さんは琉大の体育の先生?」と聞かれ、「そうです。」と
言ってしまったらしい。

いくら半パン・Tシャツで・髭をはやして・ごっつい体でも、それはないで!!!

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