Level 1 データベース設計ための情報収集 実験者名 : 中村


作成するアプリケーションを決定し、データベース設計に必要な情報を収集する。 まず、ユースケース分析から始めるのが良い。つまり、実際に、これらの業務にかかわっている人にインタビューし、どのような記録(データベース、通常は、帳簿などの形になっている)があり、どのような仕事があるか調べよう。また、データの流れに注目して、業務を理解しよう。 仮想的な業務を想定して、それに対して分析を行っても良い。

インタビュー

インタビュー先:ヤマダ電機 テックランド豊見城店

インタビュー内容

質問1:ヤマダ電機ではどのようなデータベース(以下DB)があるのでしょうか。
解答 :商品管理のための在庫のDB、売り上げを立てた後の管理のためのDB、お 金の管理のDBです。

質問2:在庫のDBについてと、利点や欠点などを教えてください。
解答 :在庫のDBは閉店後から開店前に更新されます。その日に入荷予定の商品 は翌日にプラスされます。このDBは商品の型番をうつと全国のお店の在庫が調べ られるようになっています。
利点としては全国の在庫がある程度わかるので、足りない分は他のお店から移し てもらったり、○○店なら在庫または展示品がありますと案内できる点です.
欠点としては、物流センター(メーカーから来た商品をそれぞれの店舗に振り分 ける場所)を通さず、直接商品をお店に持ってくる時(在庫のないものを急いで 配送してもらいたいといった時などがあるそうです)はそのデータが自動的には 反映されない点、朝のデータのままなので数が少ないものはDBをみただけでは有 無の判断ができないので、直接在庫の確認に行かないといけない点です。また、 DBにある数自体が信用できないときもあります。(色違いの販売ミス等。)

質問3:売り上げ管理のDBについてと、利点や欠点を教えてください。
解答 :このDBでは、実際のレシートと同じ情報が売り上げを立てた順番に蓄積 されます。イメージとしてはレシートが何枚も縦につながっていると考えてもら えればいいです。レシートにはレシートナンバー、日時、誰が売ったのか、ポイ ント会員ナンバー、商品の型番と金額、会計とポイント数、そのレシートを呼び 出すためのJAMコードが書かれています。
利点としては、レシートがあれば返品や保証の変更(当日のみ)がすぐにできる 点、レシートをなくしてもポイントカードといつ頃何を買ったのかを覚えていれ ばそのデータを呼び出せる点です。また、ポイントカードも携帯電話でのイン ターネットへの登録であれば、電話番号で会員ナンバーを呼び出せるので一応電 話番号さえ覚えていればデータの呼び出しは可能な点です。
欠点としては誰が買っていったのかがわからないので、会員ナンバーがわからな い時、例えばカードをなくしてしまったりやカードを使用または発行せずに会計 をしたときには探すのに時間がかかる点(ほぼ不可能)です。

質問4:お金管理のDBについてと利点や欠点を教えてください。
解答 :このDBでは、どこのレジにいくら入っているかわかるようになっていま す。
利点はお金の管理がしっかりできる点です。
欠点としては過不足が出たときは、そのレジの売り上げのDBを見ながら怪しいと ころを1つ1つ調べるのでなかなか大変なところです。

作成するアプリケーション

本実験では中村電機オンラインショップを作成する。 お店の商品をオンライン上で閲覧/取り引きをすることができる。


Level0   index  Level2